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新着情報  実行委員会

待ちに待った「つどい」準備を再開いたします

全国のみなさま、待ちに待った「つどい」準備を再開いたします。
本来2020年8月に計画していた「第25回全国のつどいin京都・宮津」はコロナ禍の中で第3回実行委員会をもってやむなく中断しました。その後2年半を経て事務局は、宮津市での再開をめざしましたが、諸事情により叶わなくなってしまいました。
でも京都の仲間たちは、新しい開催地(会場)を見つけました。「つどい」をつくる新メンバーも加わり手をつなぐ輪を広げながら、明るい気持ちで準備に向かっています。
3年ぶりに「いま・ここ」を共にして交流する「第25回全国のつどい」は、2023年10月7日(土)・8日(日)に京都府亀岡市(京都駅からJRで30分程度)での開催を予定し(実行委員会で確定)第1回実行委員会を次のように行います。「ウィズコロナ」の生活様式や社会状況の変化の中で「つどい」の内容や取り組み方についても変更せざるをえないこともありますが「あたたかくほっとできるつどい」をつくっていきたいと思います。
あなたもどうぞ可能な形でご参加ください。

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2023/01/18    実行委員会       |   

世話人代表のごあいさつ

2020年に開催される予定だった「第25回登校拒否・不登校問題全国のつどいin京都」はコロナ禍のために3年間待たされました。世の中は何か変わったでしょうか?教育が「人格の完成をめざす」のではなく、将来、国や企業の役に立つ「人材」を養成するものにすり替わったことは、何も変わっておりません。

コロナ禍のために人と人とが対面で向き合う教育環境がデジタル機器に置き換わり、学校がより一層複雑な人材づくりの競争環境に追い込まれることになりました。子どもたちはあらたな環境に追い立てられるつらさを抱えながら、それでも健気に生きています。

「生命」の実物は将来ではなく「いま・ここ」を生きています。生きるということはなによりも五感で「感じる」ことです。子どもの「生命」に寄り添い、生きることに寄り添うことは、子どもが「いま・ここ」で感じている気持ちに寄り添うことです。

ところが私たちはついつい子どもの将来のことばかりを気にかけ、子どもの「いま・ここ」を犠牲にして国や企業の押し付ける新たなデジタル機器を使い、将来の人材として必要な資質・能力を身つけさせるための教育に子どもを追い立てることになりがちです。

「自分が自分であって大丈夫」という自己肯定感は、たとえば子どもの「死にたい」という「いま・ここ」の呟きに込められた気持ちを「死にたいほどに辛い気持ちなのだね」と、親や教師によってしっかりと受けとめられ「死にたいほどにつらい気持ちの自分であっても大丈夫」と安心することでふくらむのです。

私たちがそのように子どもと向き合えることは、日本国憲法13条が謳う「すべて国民は個人として尊重される」の文言を現実に活かす国民であろうとすることです。「尊重される」は英語では「respect」の言葉が使われています。RE-SPECTです。「見直す」という意味です。「あなたのことを見直したよ」のあの「見直す」です。

いま、私たちは先を急がされる生活のなかで、「忙しい」「忙しい」と心と時間の余裕を失い、対面で相互にアイコンタクトをとり、相互の気持ちや想いを伝えあう時間や関係を亡くしているのではないですか?それでは互いを「見直し」合い、「尊重し」合うことはできません。忙しくゆとりを欠いた心は「相」「合い」「愛」を見失っているようです。

こんなときにこそ「全国のつどい」の意義がますます強くしっかりと「見直され」なければなりません。地元をはじめ全国からも多くの方に参加していただき、実行委員会を発足させたいと思います。コロナウイルス感染の危険がまだ残るなかでの「実行委員会」の持ち方を工夫しなければならないでしょうが、実行委員会は「つどい」つくりに参加したい方が自発的に悩みや願いを持ち寄り、相互の気持ちを見直しあい、心を合わせ手作りで「つどい」を作り上げていく場です。

事務的に会議を進めるのではなく支え合い、愛と希望をつむいでいただけるような場にしたいと願っています。多くのみなさんのご参加を心からお待ちしております。また実行委員会に参加できなくても、お手紙やメールなどでお気持ちやご意見を寄せていただくなどさまざまな形で協力していただけますようにお願いいたします。
 

世話人代表 高垣忠一郎

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2023/01/18    実行委員会       |   

第25回 全国のつどい は開催をとりやめます

未知の新型コロナウイルスの終息の見通しが立たないこと、何よりも命を大事にすることが大切だという思いから、

8月29・30日の全国のつどい開催は、やむなくとりやめることになりました。

今後の情報については、随時ホームページでお知らせしていきます。

 

詳しくは、実行委員会ニュースをご覧ください。

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2020/04/17    実行委員会       |   

実行委員会ニュース No.3 を発行しました

第3回実行委員会を開催しました
   4月5日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、会場を京 都教育文化センターに急きょ変更し、それぞれリスクを感じながらも34名の参加がありました。この場に行きたいけど行けないという遠方の方々からのご連絡もあり、この「つどい」を大事に思う 人たちがたくさんいることを改めて感じました。

 

 

【世話人代表あいさつ】

見るところ30人ほど、よくおいで下さいました。生きているから会える。

今、いろんなイベントを自粛しないといけない、精一杯騒げないという状況が作られている。私たちに何かを考えさせようとしているところがあるのではないか。

10年前にも異常気象があった。4月に雪が降り、41年ぶりの大きな寒暖の差、ヨーロッパの火山の噴火、大地震と。2011年東日本大震災と続き、原発事故も忘れられない。地球が異変を起こしている。人類も地球や自然の一部分で、人類に起こっている異変とみる。

今、私たちはウイルスという毒を怖れて戦々恐々とし、戦いを挑んではいるが、終息の目処はついていない。正しく怖れるというのは何を正しく怖れるのか、専門家だけに委ねず、命としての自分のあり方が問われているとみて、考えていくチャンスとしたい。

全国連25周年の節目の年に、オリンピックも延期され、予定されていたことが出来なくなっている。その中で京都でのつどいをどうするかが問われている。ずるずる伸ばしたら禍根を残すかもしれないというところにきている、それも含めて今日はしっかり話し合いたいなと思う。

今日一日、お疲れにならないように。ざっくばらんに、肩に力を入れず本音で話し合いましょう。

登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表

高垣 忠一郎

 

 

実行委員会ニュース No.3 の全文は下記からご覧いただけます。 

 実行委員会ニュース No.3

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2020/04/17    実行委員会       |   

実行委員会ニュース No.2 を発行しました

「新型コロナ」流行の中、安倍首相が突然、全国一律休校を要請した直後の3月1日、第2回実行委員会が花園大学で開かれました。
マスクや消毒など万全のコロナ対策をして、29名の方々が参加され、自己紹介では、一律休校で大混乱している学校現場の様子、子どもの不安な姿などが出されました。
記念講演や基礎講座などについて熱心に話し合われ、今こそ、悩んでいる子どもたちや先生、親に寄り添い、学びあえるつどいにしたいとの思いを深くしました。

 

 

【実行委員長あいさつ】
週末に休校要請があり、「大学は大丈夫か?」という話になったが、花園大学は使用できた。教育系は全ての行事や研究会等も相次いでなくなり、異様な自粛ムードとなっている。「戦争のつくりかた」という絵本を思い出した。今回は誰もが真剣に考える事態ではあるが、「戦争のつくりかた」のように、戦争にかこつけて忖度する中、誰も何も言わなくなるのだなと思うと、こういう状況は改めて恐いと思った。本来、内閣総理大臣であっても文科省大臣であってもこのような権限はなく、市町村が責任者。『子どもの命を守る』という誰も反対できないような一方的な言い方をしているが、これまでにやるべきことは沢山あったはずだ。

今回の会場は広く、入試の時のように離れて座れば濃厚接触せずにすむと思い、本日の開催を決定した。今日は淡泊接触の中でいろいろ議論できればと思う。   

花園大学教授・名古屋大学名誉教授  植田健男

 

 

実行委員会ニュース No.2 の全文は下記からご覧いただけます。 

 実行委員会ニュース No.2

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2020/04/06    実行委員会       |   

第3回つどい実行委員会の会場が変更になりました

新しい会場は、京都教育文化センター 301号室です。


第3回つどい実行委員会について

2020年4月5日(日)10時30分~17時
会場:京都教育文化センター 301号室
(〒606‒8397 京都府京都市左京区聖護院川原町4‒13)
*10時30分~植田健男さん講演
*13時~つどい実行委員会


新型コロナウイルスの影響により今後の実行委員会についても変更が生じる可能性があります。
ホームページで随時お知らせしていきますので、参加前にご確認をお願いします。
また、各自でも感染予防対策など十分に行っていただきますようお願いします。

実行委員会のご案内

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2020/04/03    実行委員会       |   

ごあいさつ

全国連のつながりは宝!この宝を今後どう活かすかが問われている

 たくさんおいでくださり、ありがとうございます。先日、全教の委員長もしていた松村忠臣さんが亡くなった。「あの人に会っておきたい、このことを聞きたい」ということがあれば、即実行しないと後で後悔しないといけないことになる。そういうことをここ数ヶ月でつくづく経験した。

 全国連も一つの生きものみたいなもの。阪神淡路大震災の年、全教の教育研究集会が大阪であり、その分科会の共同研究者をしていた時、弟からおやじが亡くなっていると電話が入った。人生何が起こるかわ からない。そういう流れの中でこの会が誕生し、つどいも 25 回を数えることになった。

 そういう時期にあたって、政治では教育機会確保法案が出された。別名『不登校対策法案』みたいななもの。法律で不登校・登校拒否の子どもの扱い方を決めている。その決め方が性急なやり方だったため、もっと慎重にしてほしいと意見してきた。 全国連とは不思議な組織。例えば体の組織にしても最初からどんな臓器になると決まっているのでは なく、でき上がっていく中で役割が決まっていく。

 全国連も同様 で、この実行委員会も自発的にそれぞれが融通をつけながら運営 している組織。僕は五重塔のような組織と言ってきた。五重塔は落雷などで焼失することはあっても、地震大国の日本で倒れたことがない。それは芯柱がしっかりしてあとは柔軟に揺れ動くから

 不登校は何故増え始めたか。1973 年のオイルショック以降の受験競争、競争原理が学校を支配した。 そういう中で、高度経済成長の時代から、教育、学校はそれを支える人材養成の方に曲がっていった。今はもっと曲がっている中で学校へ行きにくい子が出て問題提起している。そのことは一見マイナスに見 えながらも新しいものを生み出すこれからを変える力を持っている。揉まれてすったもんだして、普通の 価値観から解放された大人達もそう。全国連のつながりは宝、宝も生きもの。この宝を今後どう活かすか が問われている。

登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表 高垣忠一郎

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2020/03/12    実行委員会       |   

実行委員会ニュース No.1 を発行しました

一人ひとりの思いを大切に
 
雪の中、 コロナ ウィルス流行の中、全国よりたくさんの方が参加
2020 年 2 月 9 日(日)京都市生涯学習総合センター(山科)にて、第 25 回全国のつどい第1回実行委員会を開きました。暖冬の京都でしたがこの日は雪が吹雪き、またコロナウィルスが流行する中 64 名が、 長野・埼玉・東京・神奈川・愛知・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山・長崎・ 宮崎から集まりました。 長年つどいに関わっている方から初めて の参加の 方、高校生や大学生 など 若者の参加もあり、今年もひとりひとりの思いを大切にした「つどい」を作っていく第一歩を踏み出すことができました。

 

実行委員会ニュース No.1 の全文は下記からご覧いただけます。 

 実行委員会ニュース No.1

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2020/03/11    実行委員会       |